チェロを弾いていると、ふとこんな風に感じることはありませんか?
「なんだか音が汚い気がする…」と。
こんにちは!
大人初心者からチェロを始めた、ひよこです🐤
音程が合っていないわけでもないのに、
どこかザラついたような、雑音が混ざるような感覚。
先日のレッスンで、まさにそのことをご指摘いただきました。
先生の言葉はとてもシンプルで、
「雑音が混ざっている」と。
今回は、その原因として教えていただいたことと、
実際にやってみて感じた変化、
そして改善のための練習方法をまとめてみます🌿
🎻チェロの音が汚くなる原因:右手編
レッスンでまず指摘されたのは、右手の使い方でした!
その中でも特に大切なのが「弓の角度」です。
弦と弦のあいだの角度
ひとことでチェロ弓の角度といっても、チェロは立体的な楽器。
実はいくつかの視点から意識する必要があります。
まずひとつめは、弦と弦のあいだの角度。
たとえばA線を弾いているつもりでも、
ほんのわずかにD線に触れてしまうと、それだけでノイズが💦
このわずかな接触を防ぐためには、
移弦の時は特にすみやかに、
一定の角度を保つことがとても大切だと教えていただきました。
チェロ本体との角度
そしてもうひとつが、弓とチェロ本体との角度です。
正面から見たときに、弓が駒と平行になるように弾くこと。
または、弦に対して直角、ちょうど十字になるようなイメージです。
表現は違いますが、どちらも同じ状態を指していますね♪
先生はレッスン中によく、
「弓は駒と平行に」とおっしゃいます。
少しイメージしづらいと思うので、イラストも載せておきますね!
チェロがまっすぐに縦になっているとするなら、弓は常にまっすぐ真横です。

ただ、実際に構えてみるとこれがなかなか難しくて…。
エンドピンの位置や楽器の傾きもあり、
チェロ自体がまっすぐではないので、感覚がずれやすいんです。
そのため、自分ではまっすぐ弾いているつもりでも、
実際には少しずつ傾いてしまっていて。
弓の角度が毎回安定しないことで、
結果として雑音やノイズが混ざってしまっていました。
弓のスピード
次に大切なのが、「弓のスピード」
弦と弓、そしてチェロとの対話。
演奏者が無理に音を作ろうとするのではなく、
楽器に語らせるようなイメージで弾くこと。
これは実際に先生がおっしゃっていたお言葉です♪
強い音だすぞっ!という演奏者のジェスチャーで音を押し出すのではなく、楽器が“分かる言葉”で伝えていくように。
そのためには、
楽器に無理なく伝わるスピードを探すことが大切だと教わりました。
速すぎても、遅すぎてもなく、
その楽器が心地よく鳴ってくれるスピード。
それを感じながら弾くことで、
音のざらつきが少しずつ減っていくように感じました🌿
🎻チェロの左手も雑音に影響する
さらに印象的だったのが、左手についてのご指摘でした。
「しっかり押さえなきゃ」と思うほど、ついぎゅっと力んでしまう…。
でも実は、指の角度や力の入れ方によって、音は簡単に濁ってしまうのだそうです。
特に“力み”は大敵。
余計な力が入るほど右手や身体全体にも影響し、結果として雑音が混ざりやすくなります。
むしろ必要なのは、最小限の力で、しなやかに弦を捉えること。
左手は「押さえる」というよりも、
腕全体の重みを預けるような感覚に近いのだと教わりました。
特に小指はとても繊細で、
指の力だけで押さえようとすると、どうしても音が固くなってしまいます。
そのため、左手の第一関節を自然に曲げ、
腕の重みを使って弦を捉えることが大切だそうです。
言葉にするととてもシンプルなのですが、
実際にやってみると、この感覚がなかなか難しくて…。
力で押さえようとすると、第一関節を曲げることすら難しくなるんです。
ほんの少しの違いなのに、音は驚くほど変わる。
その繊細さに、改めてハッとさせられました🌿
🎻教わった練習方法:開放弦
では、どうすれば改善できるのか。
レッスンで教えていただいたのは、
とてもシンプルで、けれど奥深い練習でした。
まずは「開放弦を丁寧に弾くこと」。
音程を気にする必要がない分、
純粋に右手の動きだけに集中できます。
先ほどの原因をひとつひとつ意識しながら、
・弓がまっすぐ動いているか
・隣の弦に弓毛が触れていないか
・音にノイズが混ざっていないか
確認しながら弾くことで、
少しずつ音が整っていくのを感じました。
教わった練習方法2:左手の脱力と抑え方
開放弦が整ったら次に左手。
脱力をして手の甲から腕がまっすぐになるようなイメージを。
弦は指先で抑えるのではなく、特に小指は全ての指、そして腕の重みの協力作業。
左手の第一関節はつっぱらずに曲げること。
🎻実際にやってみて感じた変化
実際にこの練習をしてみて、
いちばん驚いたのは「音の透明感」!
今までは楽譜の難易度や難しさに意識をとられて気づかなかった雑音が、しっかり聞こえるようになってきたのです。
逆に、うまく弾けたときは
「あ、今きれいだった」と分かる瞬間も♪
ほんの少しの角度や力の違いで、
ここまで音が変わるのかと、
改めてチェロの奥深さを感じました。
音に影響するものたち
ちなみに、今回の練習を通して改めて感じたのが、
弓や松脂の状態も音に大きく影響するということ。
いくら丁寧に弾いても、
道具の状態が合っていないと、
どうしてもノイズが出やすくなってしまいます。
私自身、以前松脂を変えたときに
音の引っかかりがぐっと改善したことがあったので、
もし同じように悩んでいる方は、
一度見直してみるのもおすすめです🌿
🌿まとめ
チェロの音が汚いと感じるとき、
つい難しい原因を考えてしまいがちですが、
今回のレッスンで教えていただいたのは、
とてもシンプルなことでした。
基本の中にこそ、
美しい音への道があるのだと感じます。
まだまだ試行錯誤の途中ですが、
少しずつ、自分の音が好きになれるように。
今日もまた、自分自身の動きを観察をするように、弓を弦の上へ。
置いてみようと思います🌿




