大人になってからチェロを始めた、ひよこです🐤
同じように「大人からはじめました」という方が見にいらしてたら、なんだかちょっと嬉しいです🌿
ここから本題。
松脂ってあるじゃないですか。
そう、弓に塗る、あれです!
むかし、松脂を購入した順番に比較記事を書いたことがあるのですが、気づけばあれから5年。
👉気になる方はその記事もどうぞ
始めたばかりのころは、
「どれでもそんなに変わらないのでは…?」なんて思っていましたが、
今となっては、あれは大間違いだったなあと感じています。
音色も、弾きやすさも。
つまりは弾き心地そのものが変わるくらい、松脂って実はとても大切な存在なんですよね🐤
チェロをやってると、音楽仲間と松脂や使ってるチェロ弦の話になることはあるかと思いますが、ここで問題。
チェロ仲間や先生におすすめしていただいた松脂を使ってみても、
「なんだかしっくりこない…?」と感じることがありました。
同じような経験、ありませんでしょうか🌿
そんな中この5年間で試していくうちに、
「もしかして、ここが関係しているのかも?」と思うことが。
今日は、そんなふうに使い続ける中で気づいたことや、
試行錯誤の中で感じたことを、
自分の記録もかねて、ゆっくり書いてみようと思います🎻
チェロ松脂、どうやって選んでいますか?
大人からチェロを始めるとなると、
楽器を買って、弓を買って、さらに弦を選んで、松脂を選んで…と、出費も重なるし、種類も多いし、考えることが多すぎますよね。
私も最初はさっぱり分からなくて本当に大変で…💦
そうなってくるとですよ!
チェロの松脂探しに選びがちな方法は、
みんなが使っていそうな人気の松脂、とりあえず安そうな松脂、誰かにすすめられた松脂。
このあたりではないでしょうか。
(私がそんな感じで松脂を買い足してました🐤)
こうして選んでも、一般的なチェロに一般的な弓であれば、
「とりあえず問題なく使える」くらいの松脂には出会えると思います。
ただ、大人からチェロを始めたなら。
そして、松脂について検索してこのブログにたどり着いてくださったなら。
やっぱり「良い音が出したい」という気持ち、ありませんか?!
私自身がまさにそうです🥰
自分が納得できて、思わずうっとりしてしまうような音を出したい。
せっかく続けるなら、そんな音を目指したいなと思っています🎻
同じ松脂でも、音が違った体験
「これだ」と思える松脂を探して、いろいろと買い集めていた時期がありました。
気づけば松脂専用のポーチまで用意して、レッスンにも毎回持参。
「〇〇さんって、やたら松脂たくさん持ってますよね」なんて言われながら、せっせと試していたんです🐤笑
そんなある日、先生からこんなふうに声をかけられました。
「そろそろ今使っている松脂がなくなりそうで。新しいものを探しているのですが、少し試させてもらってもいいですか?」
先生に頼られるなんて、もう嬉しくて。すっかり有頂天です!!
これは出番だとばかりに、持ってきた松脂をテーブルにずらりと並べて、ひとつひとつ簡単に説明しながらお渡ししました。
もうさながら風呂敷を広げた商人状態。
先生はそれぞれ弓に塗って、音を確かめていきます。
その様子を見ているうちに、ふと違和感が。
あれ?
私の弓で使ったときの音の雰囲気と、少し違う気がする……?
松脂は「弓との相性」で変わる
以前、先生の弓を持たせていただいたことがあります。
(弾かせてください、なんて恐れ多くて言えませんし、万が一傷つけてしまったらと思うと怖すぎて…😱)
その弓は、やや硬めで、とても軽いものでした。
一方で、私が普段使っているチェロ弓は何本かあるのですが、どれも比較的重く、よくしなるタイプのものが多いです。
念のため演奏技量の影響も考えて、いくつか試し方を変えてみました。
私のチェロと弓をそのまま先生にお渡しした場合や、弓だけを使っていただいた場合などです。
その結果、私の弓を使っていただいたときは、これまで感じていた通りの松脂の音が出ていたのに対して、先生のチェロと弓では、私がおすすめした松脂はまったくしっくりこなかったのです。
この違いをふまえて、あのときのことを改めて考えてみると、ひとつ納得できる点がありました。
同じ松脂でも、
弓が変わると、ここまで印象が変わるんだ。
そう実感した瞬間でした。
チェロ弓と松脂|相性のざっくりした考え方
ここまでの体験をふまえて、かなりざっくりですが、言葉にしてみるとこんな感じになります。
👉硬くて軽いチェロ弓の場合
どちらかというと、軽めのライト系の松脂のほうが弾きやすい印象です。
粘りのあるタイプの松脂だと、少しつんのめるような感覚や、弓が弦に引っかかる感じが出やすく、細かなニュアンスや操作性がやや出しにくく感じました。
👉しなりのある重いチェロ弓の場合
こちらは、私が普段使っている弓での実体験!
基本的には、粘度のあるダーク系の松脂のほうが弾きやすく感じています。
しなる弓の特性と合わさることで、弦にしっかりと噛みつくような、まとわりつくような感覚が出て、より重厚な音を引き出しやすくなります。
ただ、操作性が少し重く感じる場合もあります。
そんなときは、ダーク系の松脂を塗ったあとに、軽めのライト系の松脂をさっと一往復だけ重ねると、扱いやすさが少し軽くなるのでおすすめです。
実際に使ってよかったチェロ松脂
ここまでの実体験をふまえて、これまで実際に使ってきた中から「印象に残っている松脂」をご紹介します。
ベスポーク|サプル松脂/クリスプ松脂

サプル松脂は、ねっとりと絡みつくような弾き心地のダーク系。
重さがあり、しなりのある弓を使っていて、重厚な音を出したいときにとても相性が良いと感じました。この弓毛と弦の絡みつき方は唯一無二。
一方で「クリスプ」という、もう少し軽やかなタイプもあります。
同じシリーズでも弾き心地が違うので、弓との相性で選ぶのがおすすめです。
軽めの弓であれば、クリスプのほうが操作しやすく感じるかも。
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👉 ベスポーク クリスプ松脂 -amazon-
ギヨーム松脂

こちらもダーク系に分類される松脂ですが、実際に先生が弾き比べた結果、なんと購入していたのがこのギヨーム松脂でした。
ほどよい粘度がありつつ、表面はさらっと整うような塗り心地。
軽やかさやニュアンス、表現力を引き出してくれる印象があります。
そして実は私も、ダーク系の松脂を塗ったあと、最後に軽く重ねているのがこのギヨームです。
音の鳴りがいまひとつなときや、湿度などで弾きにくさを感じるときでも、操作性を少し軽く整えてくれます。
いろいろな松脂を試してきた中で、
「どれかひとつおすすめするなら?」と聞かれたら
私が選ぶのは、ギヨーム松脂!
弓との相性による違いをやわらかく受け止めながら、表現力も引き出してくれる。
上級者の繊細なコントロールにも、初心者の「しっかり弦をつかまえたい」という感覚にも寄り添ってくれる、バランスの良い松脂だと感じています。
価格も比較的手に取りやすいので、
松脂コレクションのひとつとして、ぜひ一度試してみてください🎻
まとめ🎻
つい熱く語りすぎて長くなってしまったので、
最後におまとめタイム🐤✨
・松脂は「単体の良し悪し」ではなく、弓との相性で選ぶ
・弓のタイプ(軽い・重い/硬い・しなる)によって合う松脂は変わる
・ダーク系とライト系を塗り重ねて調整するのもひとつの方法
いろいろ試しながら、
自分の弓に合う組み合わせを見つけていけると楽しいですよね🌿
焦らず、一音ずつ。
自分の好きな音に近づいていけますように🎻
🌿今回ご紹介した松脂はこちら🌿
👉 ベスポーク松脂 サプル
👉 ベスポーク松脂 クリスプ
👉 ギヨーム松脂

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押してくれたら練習もっと頑張るピヨ🐣🎵



