こんにちは♪
ひよこです🐣
なんとなんと💕
新しいチェロ弓買っちゃいました~~!!✨
いえ~~い💕
チェロと同時に買って使っていたのは、お値段約10万のペゾルトっていうドイツ弓だったのですが、1年待たずして新しい弓がひよこの元へ来ることになりました。
ちなみにペゾルトもとんでもなく良い弓ですよ!!それについては後述します✨
新しい弓との出会い
先日、ちょっと楽器のパーツの調子を見てもらいに楽器店へ行ったんです。
いつもどおりチェロの調子を見てもらっている間に、店内をうろうろ歩いていたら飾られているチェロ弓に目がとまり…。
弾きたくなっちゃいますよね😍?w
せっかくMyチェロも持ってきていることだし💕
というかる~い気持ちで弾かせてもらったんです。この時点では弓を買うつもりはゼロの中のゼロ。早くて2~3年後、遅くて10年後くらいを目安に買おうかな~と考えていたくらい。
最初の弓を買った時は数万から高くて25万くらいの弓を弾き、一番良かった10万のドイツ弓ペゾルトを選びました。
値段の問題じゃなくて、本当にその10万のペゾルトの操作感と音が気に入ったんです!
つまりその時は25万の弓にまったく魅力を感じなかったわけですが…
実際問題、もっと高い弓ってどうなの?って疑問が残ってたんですよね。
試奏:1回目
ある程度Myチェロ、エミールちゃんの音もよく鳴らせるようになった状態での弓試奏。
40万~85万クラスの弓をいくつか取り出してもらい、試奏してみたら、心を鷲掴みにしてくる弓が…!!
なんだこれは。
右腕が勝手にぬるぬる滑らかに動くような、不思議な弾き心地。
早いフレーズでもギャリって言わず、スムーズな発音と吸いつき。
さすが80万ということなのでしょうか。
例えるなら普通の自転車と電動付き自転車。
いつも必死に自電車漕いでたのに、弓側で坂道だろうと軽々制御してくれている、そんな感覚でした。
恐るべし85万の弓…!
と記憶に刻みながらその日は帰宅をしたのでした。
帰宅後の数日間…
どうしてくれるのでしょう。
あの弓が忘れられません😂!!!w
そこでまた疑問がひとつ。
あれは85万だから良かったのか、
あのクラス以上の値段はどれもあんな感じになるのかということ。
あの弓だけが私のチェロと相性が良かったのだとしたら…?
もう出会えないかも…?
というわけで、再び楽器背負って確かめに行くことにしました。
試奏:二回目
また来ちゃいましたえへへ💖といったノリで楽器店へ再び!
前回見かけた85万のあの子、まだ売れずに店舗で発見しました✨
帰宅後に抱いた疑問を確かめるため、今度は最低価格50万、上は150万くらいまで幅広くご用意していただきました。
約150万の子はシェーファー。現代最高峰と呼ばれるフランス弓。
約120万の子はギヨーム。こちらも超有名なブランドでベルギー。ちなみに私の先生がギヨームの最高峰金色クラスをお持ちでした。たぶんすごい値段。
そして今回気になるあの子は85万のラルシェというメーカーのトップ製作家、Manoel Francisco(マノエル・フランシスコ)というお方が作ったブラジルの弓です。
比べるために私が持ってるドイツのペゾルトの上位、50万くらいの弓も用意してもらい、仕上げにこの歴然たる輝きの銘弓たちに並べる10万の我が弓ペゾルトちゃん🐣 頑張れ!w
さぁ、これなら値段の違いがはっきり分かるだろう!
というわけで触ってみた結果…
ブラジル弓の約85万、Manoel Francisco(マノエル・フランシスコ)さん作の弓をお持ち帰りすることになりました!!
全部弾いてみてわかりました。この子が特段相性が良い。また似たような子に巡り合うのは難しいと判断しお持ち帰りです!
もちろん150万のシェーファーもいい音と操作感だったんですが、なんていうか…私の楽器と戦ってるような…😂??w
弓:こうだから!
楽器:いいやこうだから!!
弓:いいやいい音はこうだからッ!!!
楽器:あぁぁ~~~!!(発狂
みたいな、双方我の強い何かを感じたんです😂www
確かにまぁ私のチェロはほんの少し部品変えるだけでものっすごく不機嫌になったり、すごく音が変わるんですが、まさか150万の弓を拒否ってくるとは思わなかったw
そんな状態でも私のチェロを鳴らしたのはさすがシェーファーさん、腕の良い猛獣使い?w
続いてお値段約120万のギヨームさん♪
楽器店の方がおっしゃるには、ギヨームは力強い音色がでる、、はずなのですが、、とのことでしたが、なぜかMyチェロが出したのはやたらに優しい音。腕の重みが抜けてるんじゃ?とかそういう問題じゃなくて、本当に優しい音がでるんですよ!
相性の問題かなぁ。
弓:ちょっと鳴らさせてくださいね😊
楽器:ん?ご自由にどぉ~ぞ~(あんまりやる気無し
弓:あの…もうちょっと…歌えませんか…😂
楽器:う~んど~しよ~かなぁ~(上の空
みたいな感じの印象ですw
そして本命のブラジル弓はというと…
弓:遊ぼ!
楽器:いいよ!
弓:後ろから自転車押してあげる!
楽器:わーいヒャッホー!✨
和気あいあい。やたらに楽器にすいつくしこんな雰囲気ですww
一応楽器店の方にもチェロと弓の組み合わせを触ってもらったところ、もっと高い弓をアピールしようと思ったけれど、このブラジル弓との相性を触ったらほかは勧められなくなりましたと言われるほどにw
補足として50万のドイツ弓ペゾルトさんは、私の持ってる弓をそのまま操作性良くした感じでした。ドイツサウンドらしい力強さと太い音!
そして更に補足として私の10万弓のペゾルトさん。
こんな値段ハンデがありすぎる状況でも引けをまったくとらない音量と迫力ある音色出すわ出すわw
やっぱり本気で素晴らしい弓だと思います。
繊細さは置いておくとして、パワーがほしいならドイツのペゾルトおすすめ!
ブラジル弓さんお持ち帰り~♪
というわけで!
もう巡り合うのは難しいという判断のもとに、
改めまして、
ブラジル弓のManoel Francisco(マノエル・フランシスコ)という方が作った弓がひよこの元にやってきたのでした🐣
この子、見た目も素敵なんです💖
革はトカゲの革で、スクリュー?弓毛を張る部分が金色、糸巻きの部分も金色、そして先端も輝く金色です!
このクラスには珍しく、毛箱の部分によくある丸い飾り等はつけておらず、シンプルに音にこだわっている感。
アンティークな輝きが素敵♪
実際に曲の方は早いフレーズも格段に弾きやすくなり、音の繋がりの雑音も減少。
ちょっと出会いが早くなっちゃったけど、もう買い替えはしない一生モノに出会えました💖
ドイツ弓のペゾルトもパワーあるゴリっと感出したいときには十分使えるので、このふたつでチェロライフを楽しんでいきたいと思います✨
さぁこれから練習張り切って頑張るぞ~♪
追記:弓購入から約1ヶ月半後〜弓毛張り替えと録音公開記事
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押してくれたら練習もっと頑張るピヨ🐣🎵
こんにちわ、初コメです。表現や例えがとても面白くて、色々想像しました。運命の弓に出会って良かったですね。