衝撃の事実。一番大事な音、聞こえていますか?初心者がチェロの音程を合わせるために必要なこと…

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こんにちは♪
ドヴォルザークコンチェルトを夢見て今日もチェロ練習に励むひよこです🐣

今回タイトルにした話、
チェロ初心者だけじゃなくて、弦楽器初心者全員に知ってほしい話かもしれません。。
なんかすっごく怪しい商品売りつける前の冒頭文みたいになってますが、個人の体験書いてるだけなので安心して読み進んでくださいw

正しい音程とは

弦楽器初心者の悩みっていろいろあるけれど、
その中でも「音程」。
ギターとちがって目印の線もないし「音程がとれない」って悩みは多いですよね。

実際ひよこはチェロをきちんと習ってから約3年。今の生チェロを手に入れてから約5ヶ月がたつのですが、まだちゃんと音程とれません!キッパリ!

レッスンでは「音をよく聞いて」「ゆっくり弾いてみて」と何度も言われ頑張ってきたのですが、ここ最近特に音程があわず。

🐣「なぜだろう?私より年数が浅い人でも音程がもっとあっている。。」

最近レッスン中もやや不安げな様子が伝わったのか、
「耳は良い、だから音を聞いて」
と、先生からはお言葉をかけてくださっていました。
【耳は良い】
わーい✨先生に褒められるとやっぱり嬉しい😍💕💕

というすぐに舞い上がる初心者ひよこは置いておいて、先生のこの言葉が救いになり、ついに今回の事実に気づいたんです。

演奏者に聞こえているチェロの音

さて、先生のお言葉によると「耳は良い」はずなのになぜ音程が合わないのか。

そもそも演奏中に音程がずれていることに気づいているかという話なのですが、薄っすらとは気づいていました。「薄っすらと」。

ちなみにYouTubeでチェロ歴が浅い方の演奏を聞くと、あぁ今音程失敗したな~というのははっきり分かります。
そして自分の演奏を携帯で録音しても、盛大に音程を外しているのがはっきり分かります。
レッスン中先生と同時に同じメロディを弾くと、自分が音程を外しているのがはっきり分かります。

だがしかし。
ひとりで弾くととたんに音程があっていないらしい。
「らしい」←弾いてる本人は気づいていないんです。

どれだけスローでカエルの歌弾いても、キラキラ星弾いても駄目なんですよこれが!

さらにチューナーを目の前において、左手の抑えた指をゆっくり動かすとチューナーの針は微妙に動きますよね。でもひよこの耳には音程の違いがさほど分からなかったんです。。

あ、ここで帰らないでくださいね!大事な話が続きます。

レッスン中は緊張してるからかなとか、これが相対音感と絶対音感ってやつ?とか、平均律と純正律の音程とか、無駄にいろいろ考えました。

そもそもひよこの場合、平均律でも純正律でも音程あってなかったんですけどね😂!w

大人初心者なら大人らしく頭で考える

レッスンから帰宅後、どうしたら音程が合うのか分からない日々が続きました。ひたすらチェロの練習を繰り返しても状況はあまり変わらない。。

私は音程が全然分からない耳なのかなと諦めそうになりつつも、先生の「耳は良い」その言葉を信じて、状況をまとめてみたのです。

・携帯で録音すれば音程外しているのが分かる
・自分で弾いてる時は分からない
・絶対正しい音程だと弾いたものも、録音を聞くと音程が外れている

携帯だから音質変わって聞こえるのかな。って何度か思いました。はい現実逃避!w

続いて…

・楽器未経験の家族にチェロを弾かせる。→携帯で録音した時と同じ音質がした。

ん??

録音と同じ音質がする???

なんだって??

私が演奏中はこんな音していないのに?なぜ楽器未経験の家族がこの音を出してるの?
先生に私のチェロを渡した時も同質の音が聞こえたけど、上手いからだと思っていた。なぜ家族、楽器未経験の初心者から、下手ではあるけれど同じ音質が?😭💦

ここでふと、ある事実に気づきました。
自分で演奏中にかぎり聞こえていない音があるのではないかということに。

その疑問を確かなものにするために

最後の確認のため、実験です。

・絶対正しいと思う音を、家族の前で録音しながら弾く
・その録音を再生し、先程の生演奏とこの録音は同じか聞く

家族の答えは「同じ演奏だよ。音程どっちも同じように外れてる。」でした。

Oh…

携帯の録音性能のせいでもなく、演奏技術のムラでもなく、ひよこにだけある音が聞こえていないらしい。
いつもなら音程外れているという家族の言葉に、ややご立腹気味であった自分が恥ずかしく思えるほど、「音程が外れている」という残酷な言葉をすんなり受け入れられました😂

ついに聞こえた音程の正体「基音」

家族の言葉、そしてレッスン中の先生の「耳は良い」という言葉を信じて、チューナーを見つめながら音程を微妙にかえつつ耳をすませました。

携帯でひろえるレベルの音が、私の耳に聞こえないはずがない!

数分後…

何この音…!?

今まで聞こえていなかった音が突如聞こえはじめたのです。
正確には、その音の正体「基音」を無視していたのかも。

今まで自分自身でチェロを弾いている時、音の反応が遅く、なぜかオクターブ違っているように聞こえてました。

音楽に詳しい人なら分かると思いますが、基音と呼ばれる大事な音をなぜか無視し、あとから響く音、倍音を聞いて音程を合わせようとしていたのです。

「基音」さんこんにちは、はじめまして😂✨✨

チェロって、こんなにレスポンス早く歌ってくれていたのですね。
しかも指先ほんのちょっと傾けるだけで、はっきり音程が変わって聞こえる。。

あぁ、別世界。
まるでヘレン・ケラーが「water
物や言葉の概念を初めて知ったときのような衝撃。

ただまだ耳が慣れなくて、特に早く弾こうとすると音を見失います。
2021年始まったばかりですが、
ようやく音程が聞こえるようになり、
新たなスタートラインへと参りました!

人は素直に受け入れることが成長には必要で、なおしたいことがあるなら自分自身、問題視を強く持つことも必要。

このことを忘れずに練習を励みたいと思います😊✨

チェロって音が遅く聞こえてリズムがとりにくいとか、微妙な音程が聞き取れないとか思ってる初心者の方、今一度、音に耳をすませてみてくださいませ。
感覚的な表現になりますが、音の一番表面にある、揺れのない平坦な音の部分、これを聞くと音程かなりとりやすいですよ!

そして次のチェロレッスンが来週にありますが、先生に練習の成果報告が楽しみです♪

音程…緊張で外さないといいなぁ。。😂w

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