人生で初めて本物のチェロを購入したときのお話。
初心者が購入するには無謀ですが、先生のお付き添い無しで行って参りました。
なぜなら、、ネットで調べたり写真を見た時点で購入候補がほぼ決まっていたから!
一生このチェロと過ごしていくと決めるなら、音も大事だけど見た目だってある程度大事だと思うのです💕
ちなみにサイレントチェロは2年ほど弾いていて、
レッスンも2年以上経過している状態のため簡単な楽譜くらいは弾けるからいけるかなってノリで行きました。(やっぱり無謀
でもその楽器がどれほどの性能を秘めているか知った上で購入したいなら、絶対先生に付いてもらったほうがいいですよ!これは本当に今でもそう思います。
いざチェロを買いに楽器店へ…!
候補にした楽器はBjorn Stollかライナーレオンハルト、またはゼムリンガー、つまりドイツ楽器の購入を考えて行きました。予算はハードケース込みで100万以下くらい。
楽器店にはBjorn Stollチェロのストラドモデルと、ガルネリモデルが両方あり、
Rainer Leonhardt (ライナーレオンハルト)No.1も試奏したので感想を並べます。
音色のイメージ
Bjorn Stollストラドモデルは音量豊かで力強く、少し渋く暗めのかっこいい感じ。初心者の私、ひよこでも簡単に鳴りやすかったです。これが弾く前までは本命の購入候補でした。
Bjorn Stollガルネリモデルは高音のA線D線は鳴るのだけど低音弦が少々難しめ?何やらあまり聞き慣れない音が。しかしちゃんと音を鳴らすと、まるでオールド楽器かのように味のある痺れるような低音がそこに。
レオンハルトNo.1モデルはBjornStollストラドモデルと近い弾き心地で1番簡単に大きな音が鳴り、音質は貴族のお城が似合いそうな気高い優雅さと力強さがありました。店員さんのおすすめは、好みが特にないなら断然このレオンハルトって言ってました。私もそう思う。
イメージで例えるなら…
レオンハルト No.1モデル …… 貴族のお城。格式高い社交ダンスパーティーしてそう。
Bjorn Stollストラドモデル …… かっこいい中世の要塞。甲冑来た兵士が歩いてそうな映画の世界。
Bjorn Stollガルネリモデル …… 中世ファンタジーな世界観の森奥、レンガ作りの家。暖炉のそばで白髪のおじいさんとかが弾いてそう。海賊たちがいるような賑やかだけど暗い影のある酒場でも似合うかも。
購入を決めたチェロはこれ!
さてさて。
本命はBjorn Stollストラドモデルでしたが、購入をしてきたチェロは……!
Bjorn Stoll(ビョルン・ストール)Gurneri(ガルネリ) モデルというチェロです。
この子の鳴った時の低音や全体の響きがドストライク。
名前はエミールとさっそく付けて、とても大切にしています!
暗めの響きとドイツ楽器らしい力強さがあるので男の子の名前を付けました。
低音を聞き慣れないと感じた理由は、BjornStollというブランドがコントラバスメインに作っているところのようなのですが、コントラバスの低音感に似てるからかも。アンティークな暗さがありつつ、とってもいい音なんです💕
ちなみに先生に後日私のエミールを弾いてもらったら、
そりゃあもう、、めちゃくちゃかっこよかった。。。
というかそんな大きく良い音でたの!?
が、一番の感想でしたw
楽器選びを間違っていなくてよかったいう思いと同時に、
大切に育てている猫がいきなり先生にデレッデレに懐いてしまったかのような光景に唖然w
だから真の姿、音で選ぶなら先生と一緒に行くといいと思います!
低音の弾きにくさは弦が新しいことと、
新作楽器で全く音を鳴らしていないからのようなので(2020年製)、
一生懸命練習に励みたいと思います😊
ひよこと一緒にこれから成長していこ~!
追記:楽器の音色変化を日々公開中♪
成長記録として自分自身の変化がわかるように、チェロの音色をブログに公開しています。公開してる記事には「録音公開記事」というタグをつけてるので、どんな音がするのか興味のある方はどうぞご覧ください♪
楽器のセッティングも購入時からいろいろ変えていて、いろいろな種類の弦やエンドピン、ビョルン・ストールとの相性も楽しめるかと思います。それにしても部品ひとつで音色が変わるという、チェロって奥深い〜!
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押してくれたら練習もっと頑張る🐣🎵
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